パッションフルーツの花が咲かない時に考えられる対処方法とは
可愛らしくて大きな雄しべが特徴であるパッションフルーツの花
和名では、その特徴どおりの名前でクダモノトケイソウともいいます。
しかし、つるばかりがどんどん伸びていって花が咲かない場合もあるようですね。
パッションフルーツの花が見てみたいという思いで、栽培してみたのはいいものの花が咲かないという事態に陥ってしまうとがっかり・・・。
このページでは、パッションフルーツの花が咲かない場合に確認しておきたいことをまとめていきたいと思います。
目次
パッションフルーツの花が咲かないことってあるの?
出典:園芸の杜
パッションフルーツは、花が咲きやすい植物なので一見すると簡単そうに見えますがなかなかうまく咲きません。
その理由は育てる環境にとってもデリケートな植物だということがあてはまるからです。
基本的な開花時期は6、7、9、10月ですが、その条件を満たしていても花が咲かないということもちらほら。
しばらく様子を見てみるのもいい方法だと思いますが、パッションフルーツに適した正しい環境を作るということも大切なのです。
パッションフルーツの花は個性的でなかなか見ることが出来ない形なので、ぜひ一度自分の目で確認しておきたいですね。
パッションフルーツの花が咲かない時に確認しておきたいこと
環境に大きく依存する植物なので、同じ環境で育てても片方だけが花を咲かせないということも十分ありえます。
やるべきことを全てやっておいても100%花を咲かせる方法はありませんが、花が咲く可能性もあがるため出来る限りのことはやっておきましょう。
外の気温には要注意
パッションフルーツはもともと熱帯地方にて栽培されている植物なので、ある程度気温が高くないと花を咲かせることはありません。
とはいうものの気温の高すぎももちろんダメで、大体30℃が良いとされています。
慌てずにじっくりとその時を待ちましょう。
指定の温度になっている必要があるため、真夏には咲かず初夏や秋に入った頃に突然花が咲くということもありえます。
パッションフルーツの花が咲いている状態を見るには、気温をあらかじめ確認しておく必要があるのです。
肥料に含まれる成分も重要
通常の栽培で使用される肥料には窒素、カリ、リン酸が主な成分となっており、商品によってこれらの配合率は大きく変わります。
それぞれの成分によって成長させる部位が異なるため、成長段階によって肥料も切り替える必要があるのです。
窒素は茎や葉、カリは虫や寒さの抵抗力や根の成長、そしてリン酸は花や実を作るとされています。
なので、芽が出始めたらリン酸を多く含んだ肥料にしてあげる事によって花が咲かないという状態を改善できる可能性があるというわけです。
日光が当たっているのかチェック
水や肥料も花を咲かせるために重要なものですが、もう一つ忘れやすいものがあります。
それは日光による光です。
屋根などの物影に置いてしまうと、日光が当たらなくなってしまいますよね。
パッションフルーツは日光がとっても大好きな植物なので、たくさん自然の光を当ててあげることによって花が咲きやすくなります。
また、ビニールハウスで栽培している場合には日光の光が中に入りやすくするために、透明度が高い物に変更してみるのもいいですね。
さいごに
いかがでしたか?
パッションフルーツは花が咲きやすいが咲かせるまでが難しい植物です。
毎日、一生懸命育ててきたのに花が咲かないとなると心配になってしまいますよね。
まずは原因を特定してみて改善するようにすれば、きっとあなたのパッションフルーツも花を咲かせるはずです。
ぜひ諦めずにチャレンジしてみてくださいね。
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