パプリカを栽培するときの悩み。色がつかない場合の対処方法と原因とは
パプリカを栽培している時に不安要素となるのが色がつかないということ。
いつまでたってもピーマンと同じような緑の状態のままだと不安になってしまいますよね。
収穫時間がピーマンとは違うということから、意外と慌てなくてもいいことかもしれません。
しかし、栽培した期限が少ないという理由だけではなく育て方による原因も考えられるので油断してはいけません。
今回はパプリカを栽培している時に色がつかない原因についてまとめていきたいと思います。
目次
パプリカはピーマンよりも育つ速度が遅い
まずはじめに、基本的な栽培方法にて栽培していれば、パプリカの色がつかない原因は育て方ではないかもしれないということを頭に入れておきましょう。
パプリカはあまり慌てて収穫するべき野菜ではないのです。
理由はパプリカの栽培にかかる期限の長さにあります。
同じ種類であるピーマンは花が咲いてから20日ほどで栽培することが出来ますが、パプリカの場合この3倍ほどの色がつくまでに60日はかかるということが想定されています。
長い期間、時間をかけることで緑から赤や黄色に変化していくのです。
よくスーパーで販売しているピーマンとパプリカを比べてみると値段に結構な差がありますよね。
単にパプリカが高級な野菜だからというわけではなく、収穫時期が長くて大量に栽培することが出来ないという理由からこのような現象が起きています。
とにかくじっくりと栽培していく植物、それがパプリカなのです。
パプリカの栽培中に色がつかないと不安になったら・・・
パプリカは栽培にも非常に時間がかかるということをわかっていたとしても、ずっと色がつかないでいると不安になってしまいますよね。
気長に待つことも大切ですが、育て方を間違っていると色がつかないどころか枯れてしまうということもおきてしまうのでしっかりと確認しておきましょう。
与える水の量を多くしてみる
パプリカは高温を好み、乾燥を嫌う植物なので一回に与える水の量が重要になってきます。
重要なのは与える回数を増やすのではなく、土が水で浸るくらいの量を一度にあげることです。
与えすぎるのも腐ってしまう原因になってしまうため注意。
忘れることはもちろん厳禁ですので、定期的に決まった量の水を与えてあげるようにしましょう。
有機肥料を使用して栄養を与える
収穫が長くなるということは、土から栄養をもらう量も多くなるということになります。
木も生き物なわけですから栄養がないと成長する能力が低下してしまって生きていけません。
肥料不足になってしまう前に有機肥料による追肥をするようにすることでパプリカの色がつかないという事態を回避することが可能です。
こちらも水と同じく、定期的におこなうようにするといいですね。
パプリカの栽培はしっかり面倒をみることが重要
特に重要なのが上記の水や肥料です。
どちらか一方が欠けてしまうとパプリカの栽培はうまくいきません。
他にも、気温が寒くなってしまったり樹勢が強すぎることが原因で色がつかない場合もあります。
パプリカの収穫は10月が目安とされているため、成長に60日ほどかかることを考えると開花させるのは7月ごろがベスト。
遅すぎず早すぎずあらかじめ計画しておいて栽培するようにすると失敗しにくくなります。
色がつかないことに悩むのも重要ですが、病気にも注意してください。
パプリカは栽培期限が長くなる関係上、病気になってしまったり害虫による被害を受ける可能性もあるため最後で気を抜かずにあたたかく見守ってあげましょう。
さいごに
いかがでしたか?
初めての方が野菜を栽培すると不安要素が発生しやすくあせってしまいますよね。
しかしパプリカの場合じっくり育てることが基本となるため、色がつかなくてもあまり慌てる必要はありません。
基本的なことがしっかりと出来ていれば、きれいな色のパプリカが収穫できるはずですから最後まで頑張っていきましょう。
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