[満天☆青空レストラン]赤が特徴的！ルバーブとはどんな野菜？栄養素や味、効能について解説します。

赤くて茎みたいな見た目！ルバーブについて

出典:かぼちゃん農園

ルバーブとは長野県富士見町の特産品でありシベリア原産の野菜です。

寒い地域に強くて暑さは苦手なので、一番美味しいとされる旬が4～6月となっています。
原産地が寒い場所なので仕方がないですね。

和名としてショクヨウダイオウやマルバダイオウ、カラダイオウと呼ばれることも。

葉の部分は体に有害とされているので食べてはいけないため、主に茎の部分のみの名称をルバーブと呼びます。

もともとヨーロッパで栽培されていたものが、江戸時代に日本へやってきたことで国内栽培を始めたとされるようですが当時は日本人に合わないということであまり生産されることがありませんでした。

今現在でもこの状態が続いていて栽培している地域はごくわずかですが、最近になり認知され始めてきた野菜となっています。

とにかく酸味が強く、かじると渋みがあり独特な香りが特徴的。

お肉が生活の中心となっている海外では、酸味が口直しになるということで食後に生のまま食べるようです。

とはいうもののやはりクセが強すぎて、日本人で生で食べれるのはごくわずかでしょう。
砂糖と一緒に食べる酸味が減るので、日本では加工されたものを食べるのがほとんど。

外国の食事が食べなれている方であれば、そのまま召し上がることが出来るかもしれませんね。

ルバーブに含まれている栄養として最も注目されるのがカリウムです。

カリウムは体の中のナトリウムを排出して血圧を下げてくれる効能があるため、生活習慣病である心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化など血管に関係する病気を予防することが出来ます。

また、食物繊維が多いため腸内環境の改善も期待することが出来ますし、ビタミンCによって女性の悩みであるお肌の美しさを保ってくれる働きも。

とにかく、健康的な体を目指すためにかかせない栄養素がたくさん含まれているのがルバーブの魅力となっています。

ルバーブは野菜なのでおかずに加えるという発想が一般的。
ですが、酸味ががとても強いということで砂糖を使用したスイーツにもよく利用されます。

甘くて酸っぱい物といえば、イチゴやクランベリーなどが思い浮かびますね。
ルバーブも砂糖を加えての込むことにより、フルーツのような食べやすさになるためケーキやタルトに最適なのです。

スイーツに野菜を入れること自体あまりないのでこの組み合わせはどうなの？といった心配もあるとは思いますが、実際入れてみると気になりません。
レシピもたくさん公開されているので、自分に合った料理を探してみましょう。

さまざまな調理方法がありますが、ジャムにするのも相性が良く手軽なのでオススメです。

ドレッシングを作るときはお酢を入れる場合が多いですよね。

ルバーブを材料として使用する場合はすでに十分な酸味があるのでドレッシングとしてピッタリ。
食感が硬めなのが難点なので、刻んで入れるよりもミキサーにかけたほうが食べやすくなります。

爽やかな味わいになったルバーブドレッシングは生野菜サラダだけではなく、お肉や魚のソースとしても活用できそうですね。

ルバーブは初めて知った方にとっては、栄養素もあって万能な使い方が出来るということから欲しくなった方もいると思います。

しかし、長野県や北海道といった地方に住んでいる場合を除いて、お店で見かけることはあまりありませんよね。
比較的気温が低い場所を好むという特性上、栽培することが出来る地域も少ないというデメリットがあるためです。

そんな時は通販のお取り寄せサービスを利用するのがオススメ！
値段が高くなりがちなルバーブですが、産地からの取り寄せであれば価格も安定するので便利ですね。

また、ルバーブの栽培は条件さえ合えば比較的簡単な野菜なので、家庭でも育てている方も多いようです。
栽培用の道具があるのであればチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
ハーブ種【ルバーブ】 5ｍｌ（約80粒）

いかがでしたか？

ルバーブはあまり見かけることがなく、現在でも認知度が低い野菜なのでたくさんの発見がありましたね。

とっても酸味が強いため人を選ぶ野菜ですが、栄養素もなかなか良くて食べてみる価値ありです。

比較的入手も簡単でお家で栽培することも出来るので、ぜひ家庭で作るスイーツのアクセントなどのさまざまなレシピで活用してみてくださいね。