[満天☆青空レストラン]高級なネギは甘さが違う！？栃木県の農産物「宮ネギ」とは？販売の情報や特徴について紹介します

栃木県の伝統食材「宮ネギ」とは？

出典:セレブな宮ネギ

宮ネギは江戸時代から栃木県で栽培され続けている伝統野菜です。

もともとは当時の商人たちが役所に伺う際に必ず持っていくということが習慣となっていた宮ネギですが、風味や味の評価がとても高かったためお世話になった方へ送るお歳暮用として出荷されるようになっていったそうです。

収穫できるのは11月から12月下旬ととても短く、栽培にかかる期間も1年以上要するため流通するのもほんのわずか。

食べることはもちろん、見ることも難しいため幻のネギとも呼ばれています。

その分おいしさも一級品なので、一度は食べ比べてみたいですね。

一般のスーパーで販売してるネギと比べても、白い部分が太くて短いという判別しやすい特徴を持っています。

また、その形から栽培地域ではダルマねぎとも呼ばれているそうです。

ネギ類は基本的に加熱すると甘くなるという性質を持っています。

宮ネギも同じですが、長ネギと比べてみても甘さが強く食べやすいのです。
そのため鍋料理との相性は抜群で、しっかりとした甘みと香りを楽しむことができるでしょう。
もちろんそばやラーメン、うどんなどの麺類にも適しています。

甘味が感じられる糖度の量は霜に当たる回数に比例し、多ければ多いほど糖度が高くなるのが特徴。
もしかすると、ネギが嫌いな子供でも食べられるかもしれませんね。

宮ネギは栃木県のみで栽培されている特殊な野菜なので楽天市場やAmazonなどの大手通販サイトでは購入することは現在できません。

市場に出回ることがないというのは現地の人にとっては残念ですよね。
ただし、絶対に入手ができないというわけではありません。

今回紹介した宮ネギをお取り寄せする唯一の方法は、産地直送通販サイトであるJAタウンを利用することです。

JAタウンは現地でしか取り扱っていないようなグルメを販売しているサイトです。
販売している期限が限られており個数限定となっている為、気になるのであれば迷わず購入しておくことをオススメします。

いかがでしたか？

ネギは身近な野菜なので頻繁に利用するわけですが、宮ネギのような特殊な特産品を食べる機会はあまりありませんよね。
同じネギでも栽培の方法によって風味や香りが全く異なります。

入手できる機会が限られてしまっているのが残念ですが価格に見合った体験をできるので、ぜひ機会があれば宮ネギをお取り寄せして食べてみてくださいね。