[満天☆青空レストラン]のらぼう菜は苦みがなく、栄養たっぷりな野菜!色々なレシピで応用できます。
のらぼう菜という野菜が栽培されていることを知っていますか?
あまり流通していないためなじみが少なく、食べたことがない人も多いと思いますが、最近ではそのおいしさと栄養価の高さから注目が集まってきている野菜なのです。
苦いイメージがあると思いますが、野菜の中でも数少ない食べやすい食材でもあります。
野菜が苦手な子供でも食べられるかもしれませんよ。
今回は、のらぼう菜の特徴についてまとめて紹介していきたいと思います。
クセがなくて食べやすい!のらぼう菜について
のらぼう菜はアブラナに分類される野菜で、主に東京の西多摩地方や埼玉の小川町にて栽培されている野菜です。
低価格、栄養豊富、食べやすいといいとこどりをしている。
寒さの耐性もあって生命力も高い。
反面、収穫してしまうとあっという間にしおれていってしまうという欠点があります。
歴史はとても古く、江戸時代の時にはすでに栽培していたようです。
時に、人が飢餓してしまう状態をのらぼう菜一つで救ったという伝わりも。
ほうれん草のような野菜なので特有の苦みがありそうな感じがしますね。
しかしそんなことはなくむしろクセがない、苦みが感じないという特徴から野菜のなかでは食べやすい部類に入っています。
野菜が苦手な方でも、のらぼう菜でしたら食べられるかもしれません。
旬は2月から5月ぐらいまで。
主に東京都や埼玉で栽培されている野菜なのですが、最近ではのらぼう菜のおいしさについて関心が出てきているようで栽培している場所もどんどん増えていっているのです。
なかなか食べられる機会がない方は、近いうちに身近の料理に利用される野菜になることに期待しましょう。
同じような野菜であるかき菜とそっくりですが、茎の太さと甘みで判別することが出来る。
のらぼう菜のほうが茎が太くて甘いといった特徴があります。
のらぼう菜の栄養価
のらぼう菜は野菜なのにおいしく食べられるだけではありません。
菜花類として分類されているので、栄養に関してはとても期待することが出来ます。
特に栄養素の中で豊富に含まれているのが、食物繊維とビタミンC、βカロテンの3種類。
食物繊維は腸の調子を整えてくれる働き、ビタミンCは皮膚の粘膜を調節してくれるという役割があります。
βカロテンは健康維持に非常に重要な役割を果たします。
主にガンの発生を抑止したり、体の免疫を活発にすることにより外敵から身を守ることが出来るのです。
また、体内に含まれることによってビタミンAに変身するので目や皮膚、肺といったさまざまな場所を健康維持できます。
ホウレン草や小松菜に負けじと栄養もたっぷりなので、手軽に健康を維持できるのがのらぼう菜の魅力ですね。
のらぼう菜の美味しい食べ方
のらぼう菜自体の価格がとっても安く、手軽に料理出来るためレシピも充実しています。
オススメはマヨネーズ和えやおひたしです。
どちらもシンプルなので、のらぼう菜自体の味わいも感じやすく作るのも簡単。
![]() のらぼう菜のマヨ和え |
子供でもおいしく召し上がれそうですね。
また、茎の部分が一番おいしいとされています。
初めて食べる人は茎はおいしくなさそうに見えて捨ててしまう場合もあるそうな。
もったいないので捨てずに食べよう。
のらぼう菜は通販でも購入できる?
のらぼう菜は収穫してからわずかな時間でしおれてしまう、とってもデリケートな野菜なので長持ちしないのです。
そのため、在庫管理が必要な通販はもちろんスーパーでも見かけることはめったにありません。
(生産地である東京、埼玉付近の直売所では販売していることはありますが・・・)
しかし、のらぼう菜の種であれば通販でも手軽に購入できるため、諦めずに栽培していけばどなたでも食べることが出来る野菜となっています。
栽培の方法はレタスと同様とされています。
畑がなくてもプランターさえ購入すれば栽培可能な野菜なので、ガーデニングが好きな方はチャレンジしてみてください。
さいごに
いかがでしたか?
のらぼう菜は見た目では、普通の葉っぱに見えるため苦そうなイメージが強いですよね。
しかし、実際に食べてみるとクセがなくて食べやすい上にほのかな甘みを味わうことが出来る野菜なのです。
自分でも育てることが出来る野菜なのでぜひ栽培に挑戦して、実際に食べてみてくださいね。
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