寒い冬を乗り切ろう!かぶの効能とクックパッドレシピ
主に、冬が旬で栄養満点なかぶ
かぶに含まれている栄養は、私達の体の働きを健康的に保ってくれる役割があるので、
体の調子ががいまいちだという方に最適です。
生でたべるとシャキシャキ、茹でるとふわふわになるかぶは、
野菜のなかでも比較的食べやすい部類に入っています。
今回は、かぶについての栄養素やおすすめなレシピを紹介していきます。
目次
かぶについて
かぶはアブラナ科の一種で、とても古い時代から栽培されてきた歴史ある野菜の1つです。
おそらく、品目の多さや生産量を見てみると、野菜の中では代表的な野菜でしょう。
名前の由来は複数ありますが、かぶり(頭)や株(根)といった語源から来ているとされています。
元はヨーロッパで栽培されていた野菜だったのですが、中国を渡って日本へと伝えられたという説があります。
かぶが日本で生産されるようになったのは江戸時代からで、あっという間に全国で栽培されるようになり現在はかぶの生産国として盛んな国とされているそうです。
品目が80種類以上と非常に多い野菜なので、
同じかぶでも地域によって異なる物を食べることが出来ます。
別名がとにかくたくさんありますが、地方によってかぶの呼ばれ方が違っているようです。
かぶは寒い季節であればあるほど甘みがまして食べやすくなる野菜なので、
食べるなら冬が最も最適だと言われています。
大根と似ているのは、色だけではなく含まれている栄養素までそっくり。
かぶもアブラナ科の野菜なので、辛味や苦みもあるのが特徴です。
かぶの選び方
かぶは一年中栽培できる野菜の一つですが、寒い季節となっている11月から1月ごろが
甘みがあって食べごろです。
おいしいかぶを選ぶために、根の部分だけ見るのではなく葉っぱもチェックしていくのが大切。
・皮が白く、つやつやしていて張りがあるもの
・葉の緑がはっきりとしていて、しゃきっとしているもの
・根っこの部分に重量感があるもの
根っこにヒビが入っていたり、葉っぱが茶色く変色していてしなびている場合は、
収穫から時間がたってしまっているので選ばないようにしましょう。
冬野菜の一つ、かぶの効能とは
アブラナ科の1つであるかぶに含まれている栄養素はとても豊富なため、いろんな効能があります。
野菜の色や栄養素ともに、大根とよく似ているのも特徴ですね。
特に注目したい栄養素が、アミラーゼ、ナイアシン、グルコシノレートです。
これらの栄養素が体に入ると、一体どんな効果があるのでしょうか?
アミラーゼは消化促進や胃腸の調子を整える
かぶに含まれているアミラーゼは消化酵素なので、お腹の調子を整えるのに最適な栄養素です。
酵素は体の中に栄養を取り入れる作業を素早く行ってくれる効果があるため、
結果的に腸や胃の負担が軽減します。
そうすると、胃もたれや胸焼けなど胃に関係する症状を解消してくれるのです。
ナイアシンは血行をよくしてくれます
ナイアシンは酵素の働きを補助してくれるため、
皮膚の粘膜を保護したり健康を維持するのにも役立ちます。
さまざまな効能を期待できるナイアシンですが、中には血管を広げてくれる作用もあります。
血管が広がることによって、血行が良くなるのでむくみや冷え性の改善にも期待できるのです。
ナイアシンは本来なら人の体内で生産されるものですが、必須アミノ酸の1つトリプトファンが
不足してしまうと作られなくなってしまいます。
その分かぶを食べて、体の中にナイアシンを補ってあげましょう。
解毒や血栓を予防したいのであればグルコシノレートで
グルコシノレートはアブラナ科の野菜にしか含まれていない栄養素なので貴重な成分です。
グルコシノレートの特徴は食べてから体の中に吸収されると、
大根の辛味成分として有名なイソチオシアネートに分解されるという点。
すでに、イソチオシアネートが含まれている大根とは違い、
グルコシノレートはがんを予防する効果があるのが特徴です。
イソチオシアネートは抗菌作用もあるため、
風邪予防や肝臓を解毒するといった効果も期待できるでしょう。
アブラナ科の1つであるかぶにはグルコシノレートが豊富に含まれているのです。
かぶの葉っぱも栄養満点
上記の栄養素は根っこの部分に含まれているものでしたが、
実はかぶの葉にも栄養が含まれています。
中には、葉の部分にしかない栄養素もあるので、
葉っぱを食べることによって違う効能を期待することが出来るのです。
ざっくり例を挙げるとすれば・・・
・肌の乾燥や肌荒れを防ぐ
・シミやそばかすなどの症状を予防する
・免疫力を向上させる
・ストレスの軽減にも
葉っぱだけでも以上のようにたくさん効能があるので、必ず捨てずに食べてしまいましょう。
かぶの効能まとめ
・胃や腸の働きを助けるアミラーゼは胃に違和感がある時に最適
・血行が悪い方やがんの予防にも効果があります
・かぶは根と葉の部分で栄養素が異なるため、効能が違う
かぶを使うおすすめレシピ厳選!「クックパッド」
カブとベーコンと卵の冬スープ
カブとベーコンを炒めて、ラー油をきかせたスープです。
ちょい辛で、体も温まるので冬にぴったり。
半熟になっている卵とスープの相性はなかなかよくて、あっという間に食べられてしまいます。
とろとろ蕪の蟹あんかけ
簡単!!おいしい♪とろとろ蕪の蟹あんかけ by 一番食品株式会社
あんかけは難しいイメージがありますが、
このレシピであればだれでも作れるあんかけメニューです。
食材はすべて入れてコトコト煮込むだけなので、余計な手間がなくて素晴らしい。
ほくほくでおいしいカブの他にも、カニ缶が入っているので高級感もあります。
毎日頑張っている自分へのご褒美にも、最適なレシピですね。
カブとベーコンのパスタ
簡単☆カブとベーコンのパスタ by ☆yumix☆
味付けはクレイジーソルトのみというシンプルで斬新なパスタ料理です。
ニンニクの風味とバターの風味がカブと相性がよくて、やみつきになります。
使用する材料が少なくて、簡単に作れるのもポイント。
カブが余ってしまった時に、何を作るか迷ったら作ってみましょう。
さいごに
いかがでしたか?
同じ種類の野菜である大根にもまけないほどに、かぶにはさまざまな効能をもたらしてくれます。
かぶの葉は緑黄色野菜として選ばれているだけあり、人の体に必要な栄養素がたくさん含まれているので、根の部分だけでなく葉の部分もしっかりと食べましょう。
かぶは捨てる所がないので、生ゴミが出ないのもいいポイントですね。
冬が旬のおいしい野菜たち9種類!
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