寒い冬を乗り切ろう!大根の効能とクックパッドレシピ
食べる場所によって甘かったり苦かったりする大根。
夏や秋にも育ちますが、冬に収穫できる大根は
収穫量が多く甘みと水分が多いため最もおいしい時期となっています。
調理の方法によって効能が異なるため、病気の予防として大根を食べるのであれば
適切な調理方法を覚えておくといいですね。
今回は大根の栄養価とレシピについて詳しく紹介していこうと思います。
目次
大根について
大根は主に夏と冬が主役のアブラナ科に属する野菜であり、
栄養素が豊富なことから健康維持やダイエット目的で注目されています。
みなさんが口にしている場所は大根の実ではなく肥大化した根っこなんです。知っていましたか?
大根の色は白の他にも、赤、黄、緑といったものも存在しているのですが
地域によっては普通だそうです。
日本では、大根の色のほとんどが白とされているので他の色の大根は
なかなかお目にかかれない野菜ですね。
海外に行くことになったら、ぜひ探してみてください。
食材としての栄養価については、ビタミンCの他にカルシウムやリン、鉄分といった
栄養価を多く含む上に消化も良いため病気の時や食欲がない時でも食べやすい野菜です。
葉の部分も栄養価がとっても高く、ほとんど捨てずに食べることが出来るのも
大根の良いところ。
大根の選び方
美味しい大根を選ぶためには、出来るだけ水分をもっていて断面がきめ細かいものを
選ぶのがポイントです。
・ハリとツヤがあり、重みを感じるもの
・毛穴が少なく、表面がなめらかになっているもの
・本体の色が白いもの
葉の部分も一緒に食べたいのであれば、葉から先端までが緑色でまっすぐ伸びているものを
選んでください。
まれに、二股や三股になっているものもありますが、これは肥料と土の状態が良くない時に
育った大根のため選ばないようにしましょう。
大根の効能
冬になると、お鍋やおでんなどで多用される大根ですが、
実は医師が奨めるほどの有益な効能があるのです。
具体的にはインフルエンザや胃痛、風邪といった冬に発生しやすい症状を改善するための
成分がたくさん入っています。
大根の辛味成分であるイソチオシアネートはとっても重要!
生で食べる場合と火を通して食べる場合では健康に関する効果が全く異なってくるため、
それぞれの効能をしっかりとおぼえておきましょう。
大根を加熱すると腸内改善!
茹でたホクホクの大根は食べると体があたたまるので、
寒い冬にとってはうってつけの野菜となっています。
おでん、ふろふき大根、味噌汁などさまざまな料理にかかせないですね。
大根は加熱すると辛味がなくなって甘みが増えるのですが、これはイソチオシアネートの辛味成分が低下して抗酸化作用が強くなっているということです。
さらに食物繊維も生の場合で食べるよりも増加します。
抗酸化作用には腸内の働きを改善するため、便秘や下痢といったつらい症状を
改善することが出来ます。
腸内が改善されると肌の調子もよくなると言われているので、女性にとっては嬉しいですね。
というわけなので、腸内環境を改善したいのであれば
しっかりと火を通した大根を食べるのが最適です。
大根を生で食べると解毒作用が!
冬になると大根は加熱して食べると思いますが、
実は生のまま食べたほうが冬に対しては効果的なんです。
では、加熱をせずに生で食べるとどのようなことが起きるのでしょうか?
生の大根には辛味のイソチオシアネートの他にジアスターゼ、グルコシノレート
といった成分も含まれています。
イソチオシアネートには、生で食べると解毒効果や血液をさらさら
にしてくれる効果があるので、インフルエンザや癌などの菌を減らしてくれます。
この効能は火を通しても発揮されるようですが、生で食べたほうがより強くなるそうです。
そして、ジアスターゼ、グルコシノレートというあまり聞いたことがない成分は
アレルギーによる疾患や胃炎などの予防や改善を期待することが出来ます。
辛味を感じるということは以上のような効果を期待できるということですので、
好き嫌いをせずに食べていきたいところです。
食欲がない時でも食べることが出来る大根は、
千切りにしてサラダやスティック野菜として食べてもいいですし、
大根おろしと一緒に蕎麦やうどんでさっぱりと仕上げるのもいいですね。
大根の効能まとめ
・生で食べる時と火を通して食べるときでは効能が違う
・大根が辛く感じるのはイソチオシアネートという成分が入っているから
・冬に最適な調理方法は生で食べることである
大根を使うおすすめレシピ厳選!「クックパッド」
居酒屋風!大根サラダ
居酒屋風!大根サラダ めっちゃ旨♡ by syun mama
刻んだ大根とシーチキン、鰹節をのせるだけとシンプルなサラダです。
いろいろ乗せてアレンジすることが出来るので飽きることなく食べられるのがポイント。
冬野菜を足してみてもいいですね。
居酒屋の味を再現したというドレッシングのレシピにも注目です!
豆板醤のピリッとした辛味と甘味のある大根は絶妙にマッチしていてお箸がすすみます。
鮭と大根のにんにく味噌煮
大根と鮭を味噌風味のタレで味付けをした、時短煮込み料理です。
隠し味として入っているバターのおかげでコクが深くなって、まろやかな仕上がりになります。
具を入れたらしっかりと煮込むので、鮭と大根に味が染み込んでとっても美味しい!
ごはんのおともに最適です。
子どもも作れる大根餃子
胃腸の疲れに効く!子どもも作れる大根餃子 by NATureS
餃子のタネに、火を通した刻み大根を入れた全く新しい発想のレシピです。
基本は餃子の作り方と全く一緒なので、とても簡単ですしホクホクになる大根が
やみつきになる為おすすめ。
味噌を入れると味噌味の餃子が完成するそうです。
栄養もとれますし、お手伝いも楽しくできちゃうレシピなので
子供がいる方はぜひ、一緒に作ってみてくださいね。
さいごに
いかがでしょうか?
大根の辛味が苦手なので火を通して食べる方がいいという人もいると思いますが、
生で食べたほうが冬の大敵である風邪の予防を期待できるのですから、生でも食べてほしいです。
大根はさまざまな料理に応用することが出来る万能な冬食材なので、
たくさん取り入れていきましょう。
冬が旬のおいしい野菜たち9種類!
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