寒い冬を乗り切ろう!白菜の効能とクックパッドレシピ
お鍋、お味噌汁など・・・
あたたかい料理に大活躍する白菜。
寒い冬にとってはかかせない野菜となっています。
白菜のほとんどは水分で出来ているため、
他の野菜よりも栄養が少ないと思いがちですがそんなことはありません。
ほとんどの方が知らないだけで、白菜にはさまざまな症状を予防できる効果が隠されているのです。
今回は白菜についての効能や、おすすめレシピについて紹介していきます。
目次
白菜について
白菜とはアブラナ科の二年生植物の一つで、霜にあたると甘みがまして美味しくなるため
主に冬が旬の野菜となっています。
日本で白菜を食べるようになったのは20世紀ごろでした。
江戸時代に白菜がときどき輸入されることがあったのですが、
当時は種を取るのが難しかったため栽培が困難だったとされています。
大正時代に入った時には遺伝子を組み替えて育てることで白菜の栽培に成功して、
様々な場所で飼育されるようになったそうです。
白菜はとっても地味な野菜の1つなので、食卓でお目にかかることがあまりありません。
ですが、冬になるとたくさん活躍します。
そのまま食べるとシャキシャキの触感を楽しむことが出来ますが、
煮込むと柔らかくなるのが特徴。
日本では白菜を加熱して食べることが多いため、
あたたかい料理がおいしい冬になると活躍し始めるのです。
白菜の選び方
白菜はカットしてあるかによって、見るべき点が若干異なりますが基本は同じです。
シャキシャキでおいしい白菜を選ぶためにしっかりと確認しましょう。
丸ごと購入するにあたり、見ておきたいポイントは・・・
・黄色の葉が緑色の葉の下に重なっていて、上の部分が弾力があるもの
・白菜の白い部分がみずみずしく、茶色や黒色に変色していないもの
・上の部分に葉っぱがしっかりと巻かれていて重みがあるもの
以上が、丸ごと販売している時に見ておくポイント。
カットされているときは芯の大きさが小さく、葉っぱに隙間がないものを選ぶと
品質が良いものを見つけやすいです。
冬野菜の一つ、白菜の効能とは
白菜は春から夏に欠けてはあまり料理で見ることがないのがほとんどですが、
秋、冬になるとお鍋の主役として入れて食べたりスープや煮物などありとあらゆる料理
に大活躍するため存在感が一気に高くなる野菜です。
キュウリと同じように白菜の95%以上は水分でできているため、健康状態の改善には効果がないと
思われがちですが、含まれている成分の種類がとっても多いのであらゆる可能性を秘めています。
特に優れている栄養素の一部をあげるとすれば
セレン、イソチオシアネート、カリウム、カルシウム
でしょう。
これらの栄養素によって症状の解消をすることができるのが白菜の良いところです。
では、具体的にどんな効能があるのか一緒に見ていきましょう。
セレンには糖尿病の予防や治療効果がある
白菜に含まれているセレンは、他の野菜に比べて多く含まれているので
貴重な栄養素となっています。
セレンにはがんを予防する効果や抗酸化作用にも効果がありますし、
なんといってもインスリンを分泌しやすくするというのが素晴らしい特徴です。
インスリンが分泌されれば糖尿病も予防することが可能になってくるので、
とてもうれしい栄養素ですね。
美容にはイソチオシアネートが最適
イソチオシアネートは辛味成分が特徴の栄養素です。
大根にも、豊富に入っていますね。
血液をサラサラにしたり、消化を保進する作用があるのでダイエットにとってもおすすめ。
また、肩こり、眼精疲労、抗菌作用といった生活にはかかせない効能も
期待することが出来るので万能な栄養素となっています。
他にもストレス解消やむくみの改善なども期待できる
白菜に入っているカリウムは体の中に溜まっている塩分を排出してくれるため、
むくみや高血圧の予防効果があります。
カルシウムにはおなじみの骨粗相症予防やストレスを抑えてくれるなど
生活には嬉しい効能が期待できるのです。
白菜だけでこれだけの効能があるのはすごいことですね!
白菜は加熱の仕方によって栄養が変化する
栄養を効率良く取り入れるためには調理方法にも注意しなくてはならない野菜です。
白菜には熱によって失われやすい栄養素がたくさん含まれているので、注意が必要。
出来る限り生で食べることをオススメします。
特に貴重な栄養素であるセレンは加熱に弱いため調理の方法には注意をしなくてはなりません。
お鍋で使用する時はさっと茹でてすぐ食べるのが白菜のうまい食べ方ですね。
白菜の効能まとめ
白菜のほとんどが水分だが、栄養はたくさん
セレンの含有量は野菜の中でも随一。インスリンを分解してくれます
美肌効果や便秘の改善などの生活するにはかかせない効果が期待できる
白菜を使うおすすめレシピ厳選!「クックパッド」
白菜とかぶのとろとろ煮
冬にオススメ♪白菜とかぶのとろとろ煮 by kmamicafe
白菜とかぶがとろとろになって子供も喜ぶ煮物料理です。
どちらも冬が旬の食材なので相性がよくていい感じに仕上がります。
さっぱりとした味付けなのでとても食べやすくたくさん食べることが出来ますね。
お肉は豚バラ肉を使うのが、美味しくできるポイントです。
白菜とベーコンのペペロンチーノ
白菜とベーコンだけを使用した、時短レシピのペペロンチーノです。
にんにくのおかげて食欲が出てたくさん食べることが出来るので、
栄養が少なめの白菜と相性抜群ですね。
簡単に作れるので、白菜が余っていたら作ってみてください。
シャキシャキ白菜のサラダ
シャキシャキ白菜のサラダ ~冬の定番~ by なななキッチン
白菜を生で食べたい時はサラダがおすすめ。
シャキシャキの触感がなんとも言えなくて、お箸がどんどんすすみます。
サラダにかけるものはなんでも良いのですが、
特性のドレッシングがとてもおいしいくて白菜と相性が良いので、作って食べるのがおすすめです。
さいごに
いかがでしたか?
白菜は地味な野菜ですがばかにすることは出来ません。
少量ですが、栄養が含まれているため健康を維持するのに役立つ野菜の1つでもあります。
今年の冬は白菜をたくさん食べて、病気にならないように頑張りましょう!
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